スリランカ現地法人奮闘日記

スリランカ現地法人Lanka Creative Partnersのスリランカと世界を繋ぐアクティビティー記録

グローバル向けアーユルヴェーダ製品開発プロジェクト始動

現在、スリランカに滞在しています。

アーユルヴェーダ製薬企業Vendol社とは長期的に、アーユルヴェーダ製品のグローバルブランドを確立していくパートナーシップを提携することになりました。

スリランカでは最大手であり、マーケットシェアNO1となります。スリランカ国民から無添加天然成分の製品として他社とは異なり安心して使える製品との声を複数から聞いています。

昨日は、アーユルヴェーダ製薬企業Vendol社にてエグゼクティブ・ミーティングを行いました。まず、Vendol社の厳しいゲート検査を受け、会社(工場併設)に入りました。

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(アーユルヴェーダ製薬企業Vendol社ゲート、車中より撮影)

 

オーナーのDr.Godakandhaさん、ディレクターのTonyさん、スリランカ政府関係者と合わせて6名で、本社に伺いました。エグゼクティブ・ミーティングは2回目となります。

 

国も文化も違えば、人が気に入る感性が異なります。また温度、湿度等の外的条件により、人の身体の基礎コンディショニングも異なります。

医学的な視点は複数の医療プロのアドバイスをいただきながら、そして商品開発の視点では感性工学的なアプローチで製品開発を行うことを行っていきます。また、長期的な視点に立ったマーケティング戦略とブランド戦略について議論を行いました。スリランカと日本で行われているマーケティング手法について事例解説をしながら説明していきました。

 

異文化背景を持つ人同士が一緒に仕事をする場合に、文化の相違とそこで暮らす人たちの考え方や感性についてお互い理解を深めることが大切です。

私たちも、スリランカの文化を尊重しながら、パートナーシップ関係を育てていっています。

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(オーナーDr.Godakandhaさんと記念撮影、右)

 

オーナーのDr.Godakandhaさんは、アーユルヴェーダ専門医として最良の製品を届けていきたいとの願いから製薬会社を立ち上げました。また、従業員の心身のケアにも熱心です。人生の依り代として仏教講話に日頃から学べる機械を増やすために公的ラジオ放送の創設、医師として従業員の心身の不調時の診断等を自ら積極的に行っています。

さらに、スリランカ国営放送で「アーユルヴェーダ医療の相談番組」に出演し、スリランカ国民の心身の問題を解決するドクターとして国民的人気がある方です。

とてもフレンドリーで、人柄の良さを伺うことができました。

 

Vendol社は、アーユルヴェーダを受けることができるラグジュアリーホテルを所有しています。Jetwingがマネジメンントしているため、ホスピタリティーマネジメンントも良く、高評判だそうです。ホテル名は、Haridra resort&spaです。こちらにホテルの公式サイトがあります。

 

私たちのスリランカビジネスにとって、現地企業との連携は大切です。アーユルヴェーダを通じて、世界の健康問題を解決するサポートができればと思います。