スリランカのITエンジニアを活用したクラウドソーシング
スリランカは、インドや欧州のITソフトウェア開発のアウトソーシングとなってきました。理数系に強く、ITエンジニアリングの経験豊富な人材がいます。
米国、日本の認知度は高くはないのですが、アウトソーシング国としての機能は果たしてきました。ITエンジニア育成は、この数年の流れではなく、だいぶ前から行われてきた一大事業なのです。最近、大学においてITプログラミング教育の無償化により若い世代でも、IT技術を身につけビジネスを始めているスリランカ人が増えてきています。
スリランカのITエンジニアを活用して、世界で戦うプロダクト開発を行ってみたいと考え、ITエンジニアたちの面談を行っています。前回と今回だけで、50名ほどの個人面談を行っています。すべて経験者で、その中にはスリランカITエンジニア学校で講師をされている方もいます。
今回は、23歳と28歳の若きITプログラマーたちとミーティングをしました。
彼らは、チームでビジネスをしているだけでなく、大型案件を経験しながらスキルの付加価値を高めるために欧州系ITプロダクト開発会社やデザイン会社にて働いています。つまり、複数のプロジェクトを掛け持ちしながら働くアグリゲーター人材。
実は、スリランカは雇用文化ではなく自営業文化。複数のプロジェクトや仕事に関わって働くことは、「普通」なのです。
また、若い世代を中心にグローバルで働く基礎力が教育されており、先端デザインのリサーチはじっくりとされています。隣国のオーストラリアからの案件も増えていると聞きます。
また、スリランカの母国語の一つ「シンハリ語」は、日本語と文法構造が似ており、他国と比べて日本語が話せる人が多いようです。日本人エンジニアと協働する機会を増やすことであったり、日本向けサービスを開発することも視野に計画を進めています。
スリランカ人ITエンジニア活用にご興味ある方は、ぜひお声がけください!